心機一転
昨年の私は、どちらかというと迷いの一年でした。もう恐らく治っているだろうと思う、軽症鬱病の鬱的症状に陥りました。その境地から抜けるのに、半年もかかってしまったのです。でもそれは病というよりも、私の気持ちの持ちようで回復できるものだったのです。
先日喘息薬の中毒で入院して、短期間でも絶食して点滴を受け、回復を待ったのですが、食べないと本当に力が出ないのです。ほんの少しでも動くと直ぐに疲れを感じ、パソコンなど打つとめまいがしました。
オーバーかもしれませんが、私はもう再起不能なのかと悲しくなりました。美味しい食べ物も食べたいという気がしない。美しい音楽も聴く気になれない。いまいち何事も気持ちに張りが出ない。
誰と話しても元気が出ない。人と話すことも力が必要である事とわかりました。元気というもの、健康というもののありがたさを、つい私たちはわすれがちです。美味しいものを食べられる喜び。様々な感動も、健康であるからこそ起きるものなのです。
明日は必ず自分にとってやってくるとは限りません。当たり前にやってくるはずの明日、そしてやってきた今日、当たり前のことにも感謝し喜んでその日を過しましょう。
来る日を良い一日にするもしないも、かなりの部分で自分自身にかかっています。嫌な気持ちが発生したら、そういうふうに考えると自分が苦しくなるから、何とかして楽しくなるように考え直してみることにしました。
悪く考えた方がいいことは、そう多くないと思います。もちろん今は日本も治安はあまりよくありません。嘆かわしい事件もいっぱい発生しています。そうした用心が必要なことはあります。それは別として、自分の周りで発生する細々とした事件に対しては、なるべく自分の中でいい方向に考えたほうが、自分が幸せでいられます。今回、暮れになって病に伏したことも、その時は嫌でしたけれど、そのおかげで今は、久しぶりに本来の自分を取り戻したように働けています。ずっとずっと長い接客スランプでしたし、死んでも接客の仕事をしたいと思っていた私が、接客がいまいち楽しくなくなり、このままでは私が私でなくなってしまうと、自分自身を嘆きました。
穏かな天候が続いた今年のお正月、ありがたかったですね。今年が本当にいい年になりそうな気がしました。そして本当にいい年であるようにするのは、自分自身だと思います。昨年はちびちびとしか出来なかった活動も、もっと活発にしよう。今年はもっと大々的に躍進出来るように、プラン作りや献立への要請ももっとしっかりしよう。これだけのことをやったと思える一年にしよう。
こうした意欲が出てきたのも、本当に久しぶり。病が悪いものを吐き出してくれたようです。そう考えると病になったのも様々な気づきをもらえてよかったのです。何でもいい方向へ持っていけるように、これからも念じていきたいと思います。
年末年始、御馴染み様も多くいらっしゃり、やはり私はお客様とお話ししているときが幸せだなぁと思いました。お客様が喜んで下さるお顔を拝見できること、こんなに嬉しいことはありません。数日前、お正月過ぎにお越しになったお客様から、あとになって私宛に大きな宅急便が届きました。何だろうと開けてみると、そのお客様がお住まいの土地の銘菓が、ふた箱も入っていました。そのお客様も昨年は辛い一年だったそうです。それでネットで探してのんびりゆっくり出来そうだと、紋屋になさったそうです。全てのサービスがとてもよかったと、全員の従業員に回るようにお菓子を贈って下さったのです。退職なさったばかりで、全員の方に心づけを渡せないからと、お手紙に書いてありました。なんという温かいお気持ちでしょう!ありがたすぎて涙が出ました。
ミーティングではみんなの前でそのお客様からのお手紙を読み上げ、コピーをして従業員の休憩場所に貼り出しました。お迎えから、お部屋へのご案内、お茶だし、食事の給仕、布団敷き、館内電話の応対、すべてかかわった人たちが素晴らしい心遣いをしてくれたと、そのお客様は感謝なさってくださったのです。ありがたいことは、こちらがいい状態だと続いてくるものなのですね。
今日も、先日お誕生日のお祝いをこちらが少ししただけで、そのお客様から、紋屋のためになるプレゼントを頂戴したのです。私共のメールかわら版を読んで、お客様のお声にあった「ベビーベットに敷きものを敷いて欲しい」ということを知り、何度も洗えて破棄するにも環境に優しいシ-ツをおくって下さったのです。本当に本当にありがたいです。紋屋のお客様のお声を読んで、それに即したこのようなプレゼントを頂いたのは、初めての経験でした。もちろん、いつも良いことばかりであるはずはありませんが、なるべくそうした気持ちで過せることが何よりではないでしょうか。福は福を呼ぶものです。
雨の日があればその後の晴天が爽やかに感じられる。人生もそうかもしれませんね。土砂降りの時は、それに我慢して耐えるしかありません。そしてまた、良い日がやってくる。そのときの有りがたさを大いに満喫できる自分でいよう、そう思える今日の自分が心地よい。今年一年が、皆様にとっても良い一年であ
るよう、お祈りしています。◇あるじの正体◇
aruji:「この前、久々に若尾文子さんが『徹子の部屋』に出てたよ。相変わらずきれいだね」
 私 :「あの人のご主人(=建築家の黒川紀章氏)は『君の美はバロックだ』って言ったんですってね」
aruji:「(私に向かって)君の美はブロックだ」
ブロック?! 塊じゃないの!(`ヘ´)(by okami)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
◆素顔の女将◆
根っから「伊達巻」が好きな家内は、正月の三が日に少なく見積もっても30枚は平らげた。美味しい伊達巻が並ぶのは正月くらい、と楽しみにしているようだが、いくらなんでもそんなに食べる奴はいないぞ!と言うと、家内は「そんな事ないわよ。伊達巻同好会の人がいるかもしれないじゃないの」と反論する。伊達巻同好会は無いだろう!あるとすれば愛好会じゃないか? ところで会員の方いらっしゃいますか?(笑)(by aruji)

ご予約・プラン紹介はこちら