旅先での過ごし方
私は、お越しになったお客様には、人間が作った観光施設よりも、本来は自然に親しんでいただきたいと思っています。大人も子供も波打ち際でのお散歩や貝殻拾い、楽しくお金もかかりません。潮風に吹かれて波の音に耳を傾けているだけでも気分がいいものです。そうした観光を本当はしていただきたいですね。
車でさっと通ってしまうと分らないものが、自分の足を使って土を踏みしめると実感が伴ってよく理解できるものです。ゆっくり歩いて、道端に咲いている可愛い小花に目を差し向けて見ては如何でしょうか? 結構海辺で育つ特殊な野草を目にします。昨年の初冬でしたが、私たち夫婦は貝アートを試しに行ってきました。館山市の坂田というバス停から少し海のほうへ下ると、思いがけないプライベートビーチが広がります。そこは、世界的に有名なダイバーである、ジャック・マイヨール氏がヨガをしていたところです。
小さな砂浜に海を愛する仲間達で作った丸太小屋が有り、その中で貝の研磨術(クラムアート)を習えます。ミシンのような機械を使い、貝を磨いていきます。私は手先が不器用なのではじめは苦労しましが、段々と慣れて来ました。あとは鑢紙も使い、はじめ分らない貝の模様が段々浮き上がってきます。それを自分好みの形にしていきます、仕上げてからそれにチェーンや皮ひもをつけてもらい、持ち帰ることが出来ます。少し休憩を取りながら、出来上がり迄は3時間ほど掛かります。しかし、そんなことは少しも感じないほど、神秘的で美しい場所です。
小さな小屋なので、一度には4名しか行けませんが、もし二人なら尚更、ほかに誰もいないプライベートな海岸で、愛を語り合っても素敵です。教えてくださる方もそのビーチにぴったりな爽やかな青年です。完全予約制なので、もしいかれるなら事前にご予約ください
私たちが行った日は特に素晴らしい晴天の日で、ぼんやりと海を眺めているだけでも幸せを感じられる、そんな日でした。私は毎日白浜でゆっくりではなくても海を見ています。それでも感激できる本当に素敵なところです。地元で作陶していらっしゃる方を訪ねてみるというのも、単純にお土産屋さんで買うよりも味があります。人によっては古い民家を借りて、如何にも芸術家らしいご生活が伺われるかたもあります。その時によって置いてある陶器の数には差があるかもしれませんが、作っていらっしゃるかたの思い入れが直に伝わるのも良いものですし、体験陶芸の出来る工房を持っていらっしゃる陶芸家もいます。また、おうちの周りに多くの花が植えられ、何時行ってもお花畑の中に工房があると言う雰囲気のおうちもあります。そちらではご夫婦で作陶していらしてそれぞれの個性があり、なかなかユニークな作品が見られます。お客様がお帰りになるときにきちんとしたパンフレットになっていないとお勧めがしにくいのですが、「もうこの辺は良く来ているから、行くところが無い」などとおっしゃらずに、ちょっと変わった思考でその土地を見て歩いて欲しいと思います。「海が好きです」とおっしゃるお客様は多いのですが、夏以外は海で遊ばないものと思っていらっしゃる方が多いです。夏以外のシーズンも、いつも海は目の前にあり、実際に海の水に触れてみたり、海岸を歩くだけですごく心は洗われます。 何時間でも遊んでいられます。観光土産屋さんではない、普通のお店で物を買ってみると言うのはいかがでしょう。私のお勧めは館山笠名のアーベンエッセンと言うハムソーセージ屋さんです。3年連続金賞を取っただけあって、何を買ってもそれなりなお味です。お店のかたにひとつひとつどんな味か聞いて、お勧めのものを買ってみてください。とても美味しいです。お値段はそれなりにかかりますが、一度試してみる価値はあります。これから夏に向かい、紋屋の建物の中にも蟹が遊びに?やってきます。紋屋の前の岩場にもいっぱいいるようになります。子供さんたちと水辺で遊んでみてください。コンビニでおにぎりを買って景色がよさそうな場所を選んで、ランチタイムというのも、自然があるだけでかなりのご馳走になります。
何に於いても雨だと楽しめませんが、もしお天気に恵まれたら、美しい景色のなかでぼーっとする、美味しい食材の店で買い物をしてみる。華々しくはありませんが、そうした過ごし方をお勧めしたと思います。
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◆素顔の女将◆
近くの有機栽培の野菜農家へ見学に行く事になった。日取りをいつにしようかと家内に相談すると、「畑屋さんに行く日は....」と口にする。農家を畑屋さんって言うのは、うちの家内くらいなもんだろう(笑)(by aruji)

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