新しい仕事
以前このような仕事を知らなかった頃、ホテルの支配人や旅館の社長やおかみがどんな仕事をしているのか、考えてみてもよく分りませんでした。
実際、紋屋の中の従業員でさえ、完全には知らないと思います。ひまだと思っている人もいるかもしれません。宿屋のおかみでも、その宿によって仕事の内容はざまざまなのですが、私の場合、このメルマガの執筆やお客様への手紙書き、顧客管理、パートさんの給与計算、館内の備品選び、消耗品の点検や注文、プラン作り、献立の指導や従業員教育などなど、特に人事全般の仕事がかなり重い仕事となっています。もちろんお客様へのお持て成しの指導監督もありますが、最近私の仕事となって増えたのが、雑誌の掲載などの広告部門です。数年前まではホームページのプランから、各雑誌や新聞・旅行会社の様々なプランなど、すべて社長一人で考えていました。当然、何時も同じような内容になりがちになり、批判するのは簡単なので、いつもかわりばえしないな、昨年も同じ写真だったとかぶつぶつ思っていました。
雑誌も、今はそれこそ膨大な数の雑誌があり、私が名前を知らないようなものもあります。雑誌だけでなく、大手新聞社の広告、各地方紙の折込から、ごく小さい団体のチラシ、有料広告と無料の紹介ページといろいろです。
写真もそうなると、もっとたくさん新しい写真が欲しいと思います。残念ながら新しい写真は少なく、いろいろな角度から様々な掲載方法を選んでいきたいとなると、今まで担当していなかっただけに、戸惑うことばかりです。
料理写真などだと、2ヶ月ごとに献立が違うので、写真はイメージですと書いてあっても写真とギャップがあったなどと必ず書く人がいます。プランや値段によって内容に違いはありますし、やはりそのときそのときの新しい写真が欲しいと切に思います。何時も何時も写真屋さんを頼むのはお金も掛かりますし、性能のいいデジカメも会社として必要だとも思います。一つの雑誌に載せて、その効果が出る出ないは、やってみなければ分らないのですが。名刺サイズであっても決して安くありません。ある旅行雑誌などは、年1回の更新で本当にびっくりする値段です。今のところは、その雑誌が広告としては一番集客できているのですが、それでも利益を考えると、もう少し安くしてほしいところです。
広告は必ず必要ですが、何をどのように選んで、どのように掲載するかが非常に難しいものです。旅行雑誌を開いてみていると、なんとなく決め手が無い、何所も同じに見える傾向があります。他の宿屋がカラーなら、紋屋は白黒で出したいところですが、集合広告では一つの宿だけが目立つようにする事は、編集部として特別扱い出来ないという事情があります。広告代理店のセールスは、大体が大変熱心で感心します。それが自分の営業成績になるからなのでしょう。しかし、非常に小さい広告で高額な広告料を出すよりも、無料で写真も大きい紹介記事のほうが目立ち、実際お問い合わせも多かったりするので考えものです。
今の所、費用をかけただけの効果が上がるのは決まった雑誌になっていますが、これからどんな客層に紋屋にお越しいただきたいのか、ターゲットを絞って効果が上がる媒体を探し新規開拓もしたいと思います。
本来は一番、その宿の独自ホームページをご覧頂くのが何よりも詳しく、こちらの考えが伝わると思います。しかし、ホームページはとにかく開いていただけないことには、何にもならないという欠点があります。ホームページを見ていただくために、雑誌の広告が必要となるのです。旅館は衣食住すべての仕事、仕事の範囲が非常に広いのが特徴です。一つの仕事だけを何年もしていると、どうしてもマンネリ化しますが、この仕事だけは、当分あきることは無いと思います。
きっとこの広告分野でも、新しい自己啓発になるだろうと思います。機会があれば、この方面のセミナーもうけてみたいと思います。もし何か参考になるものをご存知でしたら、お教えください。この仕事はかなり多くのことに携わるので、人間としても良い勉強になります。これからもおかみ業を通してさまざまな分野に関わっていこうと思います。
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◆素顔の女将◆
おなじみ様から、家内宛にメールが届いた。奈良に行らしたそうで、東大寺の大仏様の画像が添付されてきた。開いた画像が小さかったので、「世界一って言っても小さいわねぇ」と家内は訳の判らないことを言う。その画像を最大化ボタンで拡大してやると、大仏様が画面いっぱいに広がったので「おおっ!」と驚いて、「やっぱり世界一だわ」と言う。変な奴(笑)(by aruji)

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