「笑っていいとも」への出演
いつもご愛読有難うございます。
「食事時にテレビを観てたら、女将さんが出て来たんでビックリしましたよ」と出入りの表具屋さんから電話がありました。やはり「笑っていいとも」は、お化け番組ですね。宿の宣伝にはなりませんでしたが、家内にとっては珍しい体験となったようです。
さて、今年もいろいろな事がありましたが、今回をもって本年の最終号とさせていただきます。ご愛読有難うございました。明年度の1月2日は休刊とさせていただき、1月9日の送信となります。また増刊号につきましては、その役目を終えたものと思いますので、臨時のお知らせ以外は中止させていただき、本号のみ隔週の配信とさせていただきます。
明年も宜しくお願い申し上げます。それでは、良いお年をお迎えください!
                          aruji 高尾憲資
◇ 「笑っていいとも」への出演 ◇
先日、突然お昼のバラエティー番組「笑っていいとも」から出演依頼が来ました。(お笑い番組に何故私が?)とお断りしたくなりました。でも、かなり人気がある番組ですし、出たいと思えば出られるというものではないので、せっかく降って来た依頼を、不安ながらもお受けすることにしました。
私のメルマガの読者や紋屋のお馴染み様が知れば、きっと喜ぶだろう。気が重いけれど、もしかしら少しは宣伝になるかもしれないと思って決めたのです。出演は12月14日の火曜日。拘束は、朝の10時から番組終了の13時までということでした。番組内に「あなたの(知ってるようで)知らない世界」というコーナーがあって、歯医者さんとかケーキ屋さんなどが過去に出演したと、息子から聞きました。
一番下の息子はミーハーなので、目を輝かせて「出なよ、出なよ」の大合唱。「中居君に会えるよ。タモリさんにも会えるよ。」と一生懸命勧めていました。
きっと、素顔の女将ネタが番組製作者の目にとまったのかもしれないと苦笑いしましたが、「笑っていいとも」は生番組ですし、実際のところ転んだりしたらどうしようと、かなり緊張しました。
私の実の息子も、私の事を知っている友人にメールで知らせて「母さんのボケぶりが楽しみだ。」と言い合っていたとか。全く失礼な息子です。前日は持病の喘息の治療で病院に出かけましたが、担当の先生も何故か「明日か、観れるぞ。」とメモをポケットにしまっていましたし、若い看護婦さんたちは、「えー、どうして!? ご職業は? 中居君に会えますね。もう何年も毎日通っているファンもいるんですよ。」と羨ましがられてしまいました。
当の本人は余り芸能人に関心がないので、そういう意味での楽しみはなく、生放送への緊張と有名な番組に出演することの独特な気分の高揚で、前日は眠れない一夜で目がはれてしまいました。
しかも、朝になって帯枕を忘れてきたことに気づき、もう出かける時間が迫っていましたし、大慌てしました。前日にもよく確認したつもりなのに、もうすでにあがっていたのです。予め多少のアンケートが送られてきており、「おかみになって損だなと感じる時は?」とか、「こういう時は泊まらないほうがいいという日は?」などの質問へ事前に答えてありました。当日は開演前に30分ほどのリハーサルがあり、様々な質問がされました。そのなかで実際に質問される内容がきまり、あとでそれに対する応答も決められました。
リハーサル中に答えた内容は、私としては日頃やっていること、例えばお子様連れへの配慮や、嫌いな食材はお一人様づつ伺って替えていることなど、言いたいことが一杯ありました。でも、番組のほうで「こう答えてください」と決められてしまうので、とても不満でした。
例えば、「安く泊まる方法の時は?」という質問には、ホームページでお安いプランを探す、というのが私の本当の答えでした。放送の時も、あるタレントさんが私の本当の答えをおっしゃっていたのですが、正解と言えず非常に残念な気がしました。
もちろん頭が真っ白になって、何を言うのか分らなくなりそうだという思いもあるので、ある意味では親切でした。本番では考える時間がかなり短く、とっさに聞かれたら困るかもしれません。今回一番驚いたことは、久本雅美(マチャミ)さんがものすごく綺麗で可愛かったこと。お人形さんのように小さくて細く肌も綺麗だし、テレビで観ているのとは全然違う、本物の綺麗さだったことです。着ている服も、独創的なファッションでしたが、よく似合っていて流行も取り入れ、あのようなキャラクターで出ていることが残念なような気もしました。
新宿アルタのスタジオはホールのようなところで、お粗末な仕切りで区切られた、簡素なつくりのスタジオでした。「お手洗いに行きたい。」といっても、「今はタレントが入っているから駄目」と言われたり、毎回、警備の方が仁王立ちして、トイレ以外のところへ行かないように監視されたりして嫌な気持ちになりました。着替える場所も、最初は「タモリさんの分しかありません」と言われていました。他の旅館のおかみさんたちとお話が出来たのは、なかなか楽しく良い機会になりました。旅行会社の会合とか旅館だけの研修旅行だと、とても近づきがたいものがあるのですが、6人のうち3人が若い方でしたので、気軽にお話が出来ました。ご主人に騙されて(?)嫁に来た話や、隣の旅館が火事になった話しなどを聞きました。
家族の話や日頃の苦労の話、お互いに「こんなに大変だと分っていたら、お嫁に来ませんよね。」と慰めあいました。中には、帯を忘れてきてしまった女将さんもいらして、番組スタッフに探してきてもらったとか。スタッフもきっと大変だったことでしょう。日曜日放映の増刊号では、参加した方の取材放映があったりしますが、残念ながら紋屋に取材はきてもらえず、自分にはバラエティー番組は向かないと自覚しました。今度出演するときは、真面目でお堅いドキュメンタリー番組にでも出たいと思います(笑)
帰ってからは、出入りしている郵便局の方や業者さん、その他様々な方々からいろいろなご感想をいただいて、自分としては穴に入りたい気分になり、落ち込んで自己嫌悪になっています。でも何事も経験なので、あえて前向きに考えたいと思っています。
下の息子は、番組特製のタモリさんの携帯ストラップに大喜びしていました。私は、些少ながらも予想しなかった出演料がいただけた事が、嬉しかったかもしれません。今年は、年頭からテレビの出演話がもちあがり、雑誌を含め、何かと取材が多い一年でした。これからは、こうしたメディアとのお付き合いの仕方も、勉強しなくてはなりません。何はともあれ、自分自身にお疲れ様でしたと言いたい気持ちです。
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◆素顔の女将◆
テレビを観た方からは、「すごい女将さんと一緒に出ちゃいましたねぇ~」というお声が多かったらしい。ああいう飛び道具(爆)の女将と同列に見られたら、家内がちょっと可哀想。どちらかというと仰木監督似の女将さんのラインなんで。あっ、どちらの女将さんもスンマセン m(__)m (by aruji)■(^^;)の社員■
ルーム係りの浅沼さんは、「笑っていいとも」に出た女将に対して、「ボケボケしないかと心配して見てましたけど、大丈夫でしたね」と声をかけてきた。これって、褒めてるんだろうか(笑)(by aruji)

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