タイトル
「エココロ」という雑誌にご紹介いただきました。勉強不足でこの雑誌を存じ
ませんでしたが、
"ecocolo"は、都市に住む20~30代のLOHAS志向の女性に対して ... ニュースや
世界で起こっている、エココロなニュースをお届けしています、
という雑誌だそうです。
http://www.ecocolo.com/index.php
創刊号が宮沢りえ、その後アンジェリーナ・ジョリーや小泉今日子、長谷川京
子、米倉涼子らが表紙を飾っています(!)
そのエココロの第六号がハイキング特集で、リラクゼーション・ハイクとして、
当地での海洋浴ハイキングと当館でのアロマリラクゼーションやゲルマニム温
浴などについて、ご紹介いただきました。
他には、ウインザーホテル洞爺や軽井沢のホテルブレストンコート、タラサ志
摩ホテル&リゾートなど、“ナショナルブランド”が紹介されています(^^;)
LOHAS(※)志向のかた向けということで、都市部の書店でしか売っていない
ようですので、ご覧いただける方は限られるかもしれませんが、機会があれば
ご覧下さい。
                         aruji 高尾憲資
注:LOHAS(ローハス)とは、
  Lifestyles Of Health And Sustainability"という英文の頭文字から
  つくられた略語で、「人間の健康と環境の保護を最優先し、持続可能な社
  会のあり方を追及する、新時代のライフスタイル」というコンセプトです
  が、要は、省エネやリサイクルを心がけたり、自己治癒力で身を守ったり、
  スローなエコライフをおくることです。
◇心の痛み◇
暑い夏休み、皆さん体調を崩していませんか? この夏休みに、紋屋のお客様
の中にも、お越しの前にお子様が熱を出したり、いらしてから具合が悪くなっ
て入院したお子様も出ました。
事前にお知らせいただいたお客様には、なるべくお日延べをお勧めして、結果、
その間に台風が通過し、良いお天気にも恵まれ、大変お喜びいただいたことが
ありました。
ママ安心プランには、貸切風呂の1時間ご利用がついています。熱がある時は、
やはり入浴は取りやめたほうが良いのではないかとこちらは思うのですが、体
を少し洗うくらいなら平気と、お入りになるお客様が多くひやひやします。
海水浴は楽しい反面、体力も消耗するので、ご主人が夕食を召し上がらなかっ
たというケースもありました。
また、お客様だけではなく、4階建てでエレベーターがないので、お部屋係り
も毎度のごとく、腰痛やひざの痛みその他の足の痛みなどにあえぎながら、夏
が終わるのを待っている状態です。
また、いろいろな障害を抱えたお子さんをお持ちのお客様にも、お目にかかり
ました。こちらはただお見守りする他なく、そのご家族ご家族それぞれの考え
方や気持ちの持ちようなどに、こちらも考えさせられました。
多くは、障害をお持ちの方のお母様が、大変お疲れのご様子です。気持ちの上
でも、ほかの方の目を気にしているとおっしゃったご主人様もいらっしゃいま
した。
逆に奇声を発してしまうような方であっても、ほかの方々と宴会場で召し上が
るプランを選んでいるご家族も有り、こちらは、とにかくお客さまのお選びに
なったようにするしかなく、心配しながら見守っていました。
ベビーマッサージやアロマトリートメントなども、さまざまな障害や病などの
傷があって、そのようなお電話を承るとき、なんとも言いがたい、切ない気持
ちになりました。
健康にみえる人であっても、いつどんな病魔が自分の身に襲い掛かってくるか
わかりません。私も常に自分の体調に注意していなくてはいけない体なので、
障害や病気にまつわる微妙な心理をうかがうと、自分のことのように痛みを感
じ、そうした痛みを分かち合えるような、励まし合えるような環境を作りたい
と出来もしないことに思いをめぐらしました。
サービス業というと言葉。何がサービスなのか、結構具体性がなくあやふやで
すし、その方それぞれのお気持ちもあります。そっとそのお客様を拝見させて
いただき、その方が発している暗号を読み取る。
初めてお目にかかる方に対して信号を発することがない方も有れば、その反対
もあり、受け取る側の感じ方にも大きな差があって、本当にいつも難しさを感
じます。
それだけに、何をして差し上げるのか、大きな仕事だと思います。人が手間を
かけた心づくしのお料理をおだしする。出すにも、そのお部屋係によって盛り
付けが台無しになっていたり、調理人の疲れから、あってはいけない見逃しが
発生したりします。
お詫びに伺うたびに、働くみんなの大変さと、この一度の旅行にかけるお客様
の期待と思い入れに責任を感じ、遣り甲斐と同時にサービスの難しさを思わざ
るを得ません。
今年は、夏前に働く人の欠員が出て、そのことだけで大きなストレスを感じ、
心底疲れました。年齢的にも無理がいよいよ出来なくなり、朝から着物を着て
いくこともつらくなりました。
そうした中でお客様への気配りと従業員への気遣いを繰り返し、なんとかもう
少しで夏が終わりそうです。「疲れたぁ!」と思ってはいますが、着物を着る
時間を短くしたことと、なるべく午後から出勤する日を増やしたことで、夏中
休みを取らなくても、この仕事に思いをはせること自体には疲れを感じないで
すみそうです。
サービス業でなくても、本当はどんな仕事でも人間対人間。思いやりや相手へ
のさりげない心づくしが大事。そのことの大切さを痛感できる仕事は、やっぱ
り良い仕事だと思います。
どんな人にも思いやりが持てる人間になるためには、自分が苦労することが一
番です。心の奥底の痛みを知って、悟って気持ちの安らぐことを実践する。さ
りげなく柔らかく。
たとえば、禁煙ルーム希望のお客様には、紋屋には禁煙ルームが無いので、前
日に煙草を吸っているお客様の部屋にしない事。これは、けっこう私以外の人
は誰も気にしません。私は、東京都内のホテルで臭い消しがしてあってもすぐ
感じるので、匂いにも敏感に対応しなくてはと思います。
埼玉県や群馬など海の無い県からくるお客様には、極力、眺望が特に良いお部
屋をご提供する。
お子様にはお子様目線で話しかけ、お名前をお呼びします。すると、ご家族様
のお顔の表情が違ってきます。
今年はやっとルームキーを二つにしましたが、そうしたことや、トイレの香り
をちょっと工夫したことなど、アンケートにお褒めの言葉をいっぱい頂戴しま
した。ご料金をいただいていないお子さまにも、お菓子や座布団をお出しする
事にしただけで、多くのお客様から喜ばれました。
雨の日にお越しのお客さまには、雨の中お出かけいただいたことへの感謝、紋
屋をお選びいただいたことに、何年たっても、心から感謝できる自分をいつも
忘れないようにしたい。
大層なことでなくても、小さなことの繰り返し、積み重ねがいつかきっと大き
な実りになる。いつか、紋屋にくる事で心の傷が癒される、苦しみの重さが軽
くなる、そんな宿になる。そう信じて行きたいと思います。
秋になったら、私はようやくのんびりしたいと思います。
早く涼しくなりますように。
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◆素顔の女将◆
坐骨神経痛のある家内は、毎月1回は都内の整体医院へ通っている。この夏は
スタッフが減ったため、なかなか休みを取って出かける事ができず、かなりの
体調不良をおして頑張っている。他のスタッフに休みがあげられないからと、
無理をしているが痛々しい。
その結果、夜は私がマッサージ係りにさせられます(^^;) (by aruji)

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