◇第二の実家◇
先日、2泊してくださったお客様からメールを戴きました。

内容は下記のとおりです。



家族4人で2泊お世話になった○○です。

とても快適に過ごさせて戴きました。ありがとうございました。

実は…

チェックアウトのあと、海へいき、ひとしきり遊んだ夕暮れ、4歳の長女が


     「モンヤ に カエリタイ」


普段は、どんな場所でも、親の「帰るよ」の一言ですぐに靴をはき始める彼女。

それがなんと、泣きながら

     「モンヤ に スミタイ」

と言い出したのです。

余程快適で楽しい思い出を波と一緒に貴館で紡いだのでしょう。

涙目のまま、車で船橋まで夢の中を泳ぎ、家に着いても尚、貴館の話をうっかりすると涙目になっておりました。

お世話になった皆さんの心配りが彼女の心へ伝わったようです。

      「子連れに優しい」

という他の宿泊施設との差別化がツールのみではなく、
メンタル面で行われていることにはかなり感心致しました。

ながながと書いてしまいましたが、
略式ながらメールにての御礼とかえさせていただきます。

ありがとうございました。


なんという嬉しいメールなんでしょう!!


紋屋としては、特別なことはしていません。
ごく普通にお子様方とお子様の目線で話したり、可愛い表情やしぐさにひとりひとりが喜んだりしているだけです。

多くの従業員が子育てを経験していることもあり、お子様と話す事を楽しんいるのです。

逆に泣かれてしまうとしょぼんとしますが、お子様がいらっしゃる場合は、熱い鍋を少し遠くに置くとか、飾ってあるお花を片付けましょうかと声をかける。そんなことの積み重ねなのでしょう。


私が紋屋に来た頃は、お子様といっても3歳から5歳くらいのお子様でしたが、無料幼児のお子様連れでも、ご飯にかけるふりかけをご用意する。
それくらいのことしかしていませんでした。

だんだんわたしがお客様とお話しているうちに、お客様がおっしゃる言葉を一言一言ひろいあつめ、それをヒントとしてやってきた。

そんなたわいのないことの集大成になっているのでしょうか。



昔は、一度来たお客様はもう2度と来ないと観光業は決めていて、団体中心で、ひとりひとりのお客様と濃く接していなかった。

そういう時代に宿に来なくて良かったと思います。


他のお客様のなかにも、「紋屋最高!」というのが口癖になっているお子様や、「千葉のおうち」といってくれるお子様など、今までにもいろんな嬉しいお声がありました。

お子様連れに限らず、お一人でお越しになるお忙しいお仕事の方がいつも紋屋に来ると、「実家に帰ったような寛いだ時間を過ごせる」とおっしゃって下さっています。

たぶん、小さいお子様連れからお年寄りまで、感じていることは共通しているのではと思います。


なんとなく流れている空気。

家庭的で落ち着くおもてなし。

バックでは、忙しいときは余裕も無く騒然とした空気もありますが、やはりみんなお客様に喜んでいただくことが好きなのではないかと思うのです。

団体客から個人のお客様に中心がうつっていくと、かなり細かいことに気を使わなければならない。

大変ではあるものの、私は、やはりお越しになるみなさまの心の実家でありたいと思います。


疲れたら、紋屋にお帰り下さい。

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◆素顔の女将◆
「おはようございます!」と事務所に入ってきたスタッフに、
新しい献立を見ていた家内は、思わず「ごちそうさま」と返答。

まぁ~、状況的に判らないでもないがね(笑)

(by aruji) 

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