◇ 何が違うのか ◇
最近、もっぱら低料金バイキングの宿が注目を集めています。
あとは、相変わらず高級旅館は、まずまずの売上のようです。
一番苦労しているのが、紋屋のようなごく普通の料金で商売しているところです。

お金持ちの方は高級感が大事でしょうし、なんでも叶うようなサービス・施設・料理が常に3拍子そろって大満足。

どんなことも料金に含まれているので、

部屋の飲み物は飲み放題だし、
夜バーの利用も追加料金なし。
24時間フロントのサービスもある。
部屋は3部屋続きで、露天つき。


私達から見たら、夢のまた夢。どんな方が行かれるのでしょう?

逆に低料金バイキングがお好きな方は、どんな方たちでしょうか。

今は、低料金バイキングといえども、いろいろお料理も研究しています。
大量に仕入れた高級素材を出しているところもある。

私は低料金バイキングには行ったことはありませんが、中には最初から部屋に布団が敷いてあり、部屋への案内もなく、料理も冷凍食品やレトルトが主、というところもあります。

それでも、安く気軽に行けるところがうけるのでしょうね。

私がユーザー側な場合、係があまりべたべたサービスするのも嫌いですが、全然心のこもったサービスがないのも味気ない。

つかず離れずのサービスで、

どこからとなく見守ってくれていて、
温かい笑顔に囲まれている。
こころのこもった手作りの料理、
何とはなしにあちらこちらに気配りがされていることが分かる。

そんな宿が好き。それでいて、

料金がある程度利用しやすい料金であれば、
直のことありがたい。

そう思います。
皆さんはいかがですか。



最近他業種で、余り繁盛しているという所の話も出てきません。
みんな毎日生きていくのがやっと。


それでも、日々の生活は疲れる。

たまには美味しい料理を食べに行ったり、
思いきり買い物したり、ドライブに出かけたりしたいとは思いませんか。
そして、そう言う疲れに一番栄養になるものは何でしょう?

私は、個人的には、

やはり気の合う友人とおしゃべり
満足行く接客が伴う買い物
そしてアロマトリートメント
最後に家族との笑顔の交信
愛する人とのちょっぴり贅沢な旅 です


それらに全部共通していることは何かというと、
わかりますか?


人間として温かな血が流れていることを実感できる、
豊かな感情にあふれた会話やスキンシップ、
そうしたことを十分に実感し、
自分の心が満たされることなのです。

紋屋も、いつもいつも全員のお客様から感謝されるわけではない。
怒られることもあります。


でも、基本的に儲けることや成功することだけを追及している人間がやっているところとは、きっと違う。

それが紋屋だと思います。



最近、山形からいらしたあるおばあさまとお孫さん。
アンケートには、

「今時、ホテル的な(人との関わりが少ない)ところが増えているなかで、温かいお心遣いで接してくださって、本当にほっと心が休まりました。」


と書いていただきました。
そう、「ほっとする」事が大事。

また、最近再度のご宿泊になったあるお客様は、

「「宿泊する人に近い感じで接してくださって、私は好きです。実家に帰ったみたいです。」

とのご感想。

ホームページやパンフレットに「温かいおもてなし」なんて書いても、
「当たり前でしょ」と誰も目に留めませんが、

本当は「ほっとできる」こと、
「心が温まること」が

人間にとってすごく重要なことだと思うのです。



安かろう悪かろうとは必ずしも限りませんが、なかなか心底ほっとするおもてなしって、多くはないと思います

紋屋は常にそれを追求しています。


そして、何より私は「どうせお客様なんて」という考えがありません。

クレームのお客様だとしても、同じ人間として温かい血がながれていると思っています。

理不尽なことにも謝るなど、接客業が長くなると疲れるものですが、何年たっても、そうした疲れに屈することなく、お客様を新人のときのようにありがたく受け入れる。


それが接客業の原点だと思います。

もちろん、自分自身がクレームなどで疲れ過ぎないように、身を守ることも重要ですけれどね。

忙しすぎるときは、紋屋のスタッフも疲れていて、ミスをすることもあるし、笑顔が100パーセント出ないときもある。

でも、基本的に人間に生まれてきて良かったなと思える。


そんな宿ですよ。

今の時代、政治が良くないですし明るい話題も少ない。
紋屋も不景気でちょっと暗いかな。

そんな時こそ、家族間で朗らかに笑い、元気を養える家でありたい。

先週、社長が出張続きで1週間、家に不在でした。
時々は帰ってくるものの、翌朝また出かけていきます。

家に帰るといつものように、冗談を言って笑わせてくれる人がいない。
心の底から寂しいと思いました。


不景気だからこそ、厳しいことばかり言うのではなく、従業員達と笑い合い、微笑み多い会社にしたいものです。


がんばりましょう。



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◆素顔の女将◆ ミックスナッツを家内と食べていた時のこと、

「ピスタチオって、食べにくい!」と家内が言う。

中の実を取り出すのに、殻を割るのが面倒くさいのかと思ったら、
殻ごと食べていたと言う(@_@)

そりゃ~、いくらなんでも硬いでしょう!

時どき、不思議な食べ方をする家内でした(^^;)

(by aruji)

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