◇ 気持ちが伝わるメッセージ ◇
よく旅行会社から、
お越しのお客様にチェッックイン時に伝えてくださいとか、
渡してくださいというFAXがきます。


私はいつも不思議に思うのです。
もし、本当にお客様を大切に思っていたら
FAXなんかにしないなと。


送るのは簡単ですが、そのFAXを貰って喜ぶお客様っていらっしゃらないのではないでしょうか。



今日お越しのある旅行エージェント経由のお客様は、再度の御来館でした。

コンピューターに履歴が残っていて分かったのですが、私も数年前に台帳を作成していたお客様でした。

その当時の紋屋のお客様手配表を見ると、まったく同じ、一言一句違わないメッセージがそのエージェントから来ていて、それをお客様に伝えるようにとのこと。


恐らく毎回、同じなのでしょう。
なんと能のないメッセージ。


会社としての決まりごとなら、やめたほうがましなのではという気がしました。


メッセージ。
手紙。
全員のお客様に伝えるのは非常に難しい。
でも、それだけにとても大事です。

先日、なんと社長から手紙をもらいました。


投函してくれたらもっと感激したと思いますが、受けたセミナーで習ったことを実践したものでした。

内容は、いつもありがとう、ということを書いたもの。


ここのところ、かなり売上が低迷して、優しい言葉もなかったので、少しも感謝してくれているという実感はありませんでした。

なので、
セミナーで『感謝している人に書きましょう!』ということで書いたものとしても、やはり嬉しかったです。



『感謝してくれてたんだ!』と思って、
自分の机の上に飾っています。

一緒に暮らしている人に手紙を書く。
気持ちがこもっていたら、きっと喜んでもらえます。


皆さんもお試しください。




よく、百貨店などで買い物をしても、最近は手書きのDMが来ます。

それは良い傾向だと思います。


でも、なんか無理して書いている感じが見え見えで、貰って嬉しい手紙は少ないですね。

そう言う私も、毎回必ずしも良い手紙を書けてはいません。

枚数が多いですし、全員のお客様とお目にかかっているわけでもありません。

必ずしもエピソードが無いですし、なかなか難しいです。


それでも、毎回なんとかこちらの気持ちを伝えようと
必死に書いています。 それが少しでも伝わったら良いなと、
1枚1枚墨で書いています。

少なくとも、メールなどに比べてその手紙に携わっている時間が長いため、
その分気持ちはこもります。


FAXは、会社と会社の業務連絡に使うもので、お客様に渡したり、伝えるために使うものではないような気がします。




あるおなじみ様が2回目にお越しになったときに、何か頼まれたことがあり、それをお伝えするために手紙を書きました。

ところが、出したつもりでしまってしまったのです。

それに気がつかず、数ヶ月たって、気がつきました。

これは大変と、すぐ前の手紙と今回の手紙を添えておだししたところ、そのお客様は、心が広い方だったのですぐにお電話を頂きました。

恥ずかしいやら、申し訳無いやら。

でも、それがきっかけで今では年に何回も連絡し合うお客様となりました。

お住まいは北海道なのに。


きっと私の慌てぶりや、
謝罪の気持ちが伝わったのでしょうね。

全くもって、わたしがおっちょこちょいなのを象徴する出来事でした。




手紙は、その人の人柄がでるもの。


汚い字でも一生懸命書いたものは、
「読めなーい!」と騒ぎながらも、
なんとか読もうと努力します。
葉書や便箋からはみだしそうな殴り書きでも、
気持ちがこもっていれば必ず伝わるものです。


よくある「手紙の書き方」にあるような、こころのこもらない
「○○さまにおかれましてはご健勝のことと、ご推察申し上げます」
などというものは、要りませんよね。


それよりも、

○くんの可愛いしぐさ、
かわいらしい表情が忘れられません。
大きく成長する姿、楽しみにしていますね。

というほうが、目に浮かぶようですし、親近感がもてます。




どんどんコンピュータ−が導入されて、新しい戦術も生まれます。

でも、アナログ的なものは決して無くならない。
本当に心に残るものは、やはり機械的なものではない。
実際とても手間がかかりますし、大変でもあります。


だからこそ、
簡単に出来るものには決して負けない。
ずっと心に残るのです。



これからも頑張ろう。もっと上手になるように努力しよう。

みんなにも出来る範囲で指導しよう。




時々頂ける私の礼状に対するお返事。


私の場合は、今までにかなりの数をいただいています。

私と一緒に撮った写真を引き伸ばして、手紙つきで送ってくださった方もありました。

そのときは、会社のお仲間で、お一人の退職祝だったのです。

会社でもこんなことはして貰えなかった、と大変お喜び頂けました。

たいがいは、それで終わってしまいます。

そのあと、多少遅くなってもお便りして、それがまた新たな喜びにつながり、お返事まで下さった。

もちろんお返事は必要ありませんが、頂いたお手紙は、私の作成した顧客台帳にはりつけて保存します。


何年たっても、思い出すことが出来る。
印象深すぎて、1度しかお越しにならなくても捨てられないこともある。

それが人と人との心の繋がり。
美しい思い出として残るからなのでしょうね。

頂いたお手紙、そのときの思い出は、私の心の財産です。




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◆素顔の女将◆

家内あてにハガキを書いたのは十数年ぶり。
バツイチ同士で交際していたとき以来のこと。

セミナーでのワークとは言うものの、
素直に感謝の気持ちを書いたハガキだった。

照れくさい思いで手渡したところ、それを読んだ家内は涙目に。

思わぬ展開にちょっとドギマギ (^^;)ゝ
今も家内の机に飾られている。

世のご主人諸氏、奥様に感謝の気持ちを書きましょう!

(by aruji)

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