◇ なおも続くおかみ修行 ◇
最近、お食事処へ入れなくなったこともあり、苦手な経理やバック部門の手配などを勉強しはじめました。

まだ慣れないので、結構大変です。


もともとは、お客様と接しているのが好きな性分。事務仕事はきついです。

フロントや夜の係の手配はさすがに慣れて、それほど困らなくなりましたが、バック部門の手配までするとなると、かなりの時間、人事のことで時を消費してしまいます。

紋屋では、1ヶ月も先まで人の手配がしておけるほど悠長ではないので、急な人の手配にはかなり苦労します。

労働基準法にのっとって、お休みも取得させなければなりませんし、少ない人数でいかに無駄なく効率化を図るか、思案が必要です。


最近は、ご予約も、当日や前日の深夜入ることが多く、人の手配は、常に慎重に行うことが肝要です。



最近、紋屋のなかでは病人が勃発しやすく、また、田舎なので急なお念仏、御近所の法事、町の清掃業務などで、出社できないと言ってくる人もいます。


当日になって、8組も事前予約なしのお客様が入ることもあり、
1ヶ月びっしりとお休みを決めることがなかなか出来ません。

最低1週間くらいは人事配置を決めておかないと、私個人も気持ちが休まりませんが、この商売は、せいぜい決めておいても2,3日。

当日急にお入りになるフリー客が一組入るだけで、皿洗いや布団敷きに廻る人の人数も変わってきます。

そういう意味で、働く側も働いてもらう側も、厳しい部分はあります。

今までは、母がその手配をリーダーに指導していましたが、そのリーダーが今は病気療養中で、私が覚えるしかなくなりました。

本当は、もっと早く覚えるべきだったのでしょうが、全部の人事を抱えるのは、本当に大変。後回しにしてきました。

また、教えるほうの母も年齢を重ねており、自分の頭のなかだけで承知しているので、説明が説明になってなくお互いにいらいらしています。
また、実際1+1=2という単純な計算式は成り立たないので、非常に覚えづらいです。
これも経験を積み重ねていけば、夜の係の配置のように、楽につけられるようになるのでしょうが、まだ当分先の話です。


経理もまだ序の口ですが、それでも、ただ教えてもらったことを、頭の中でまだ完全に理解しないで、単純にこなしているので、今一つ納得しません。


それでも、お金の流れや、伝票のことなど、今まで断片的に知っていたことは、全体像が見えつつある感じがします。


それにしても、衣食住全てに関連しているこの仕事の奥は、
非常に深い。

単純に客室係をこなすだけの毎日では、見えてこない部分がいっぱいあります。
また、係を多少なりとも経験したことも、やはり良い経験でした。
まず、全部を仕切っていたら、一年中お休みも無いし、どこへも出かけられない。


あとは一部を人に任せて、
でも任せきらないでいることが大切なのでしょうね。

前職のときは、10年勤めたら、特に目新しいことは無かったものです。

毎年、だいたい同じことの繰り返し。

ある意味では、失敗は無くなりますが、売上を伸ばしすぎると来年が大変になりすぎるとか、ずるくもなったものです。


先日、久しぶりに、その古巣に用事があって、脚を踏み入れました。
近くの売り場にいた人たちは、もう見当たりませんでした。

時が流れたのでしょうね。
町の様子も、私がいた頃とは似ても似つかない場所になりました。
今は、都会を離れて田舎暮らし。
本来ならすごくのんびりと暮らしているはずですが、私は逆になっています。
家に帰ったら、楽しい事を考えたり、行ったりして、少しの時間でも癒されるようにしたいと思います。



昨日、久し振りのテレビ撮影でした。
今回は、私はほとんどタッチなしでした。
脚が悪いので、テレビ局側の要望に添えなかったのです。
ちょっと寂しい気がしました。
段々世代交代が近づいていくのだと思います。


紋屋の母は、58歳のときに、先代の社長を亡くし、
それから現社長を呼び寄せて、全部を仕切るようになったのだそうです。

それまでは、私と同じように接客のほうに力を入れていたらしいです。


そう言う元気な母も、現社長がいなかったら、
宿をやめていたと今日、私に話していました。
感慨深い話でした。

私も更にレベルアップ出来るように学んでまいります。



昨日、テレビ撮影でお見えになった、岡村隆史さん。
見た目は同じですが、番組中の岡村さんとは全く別人でした。
芸人サンの仕事も、きっと大変なのだろうと思いました。

皆様も無理しすぎない程度にがんばり、良い体調を維持しましょう。
このメルマガも後1回で今年は終わりです。


応援してくださいね。

みなさまにとってはどんな1年だったでしょうか。
残されたあと1ヶ月。

頑張りましょう。



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◆素顔の女将◆

師走というのに暖かい日が続く。
ここのところ、自宅でもストーブを点けた日は数日しかないので、その事を家内に話すと


「そんな事ないわよ。いつも点けてるじゃない!」と反論する。
疑問に思ってよくよく聞いてみると、
エアコンの暖房をストーブと言っていたことが判った。

お風呂を沸かすことを「お風呂を燃す」と言ったり、ちょっと言語が変(^^;)

(by aruji)

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