◇ 節電を考える ◇
3月11日以来、皆さん節電に努めていらっしゃることと思います。


我が家でも、一生懸命やっています。
おかげさまで昨年の3月よりも今年の3月は、電気代が5000円も安くなりました。
我が家は、ダイニングとリビングの間に仕切りがないため、結構電気代がかかるのです。
いつもは入れっぱなしのコンセント、電子レンジや洗濯機、電話の子機、夜つける電気スタンド・ステレオなど、出来る範囲の電気製品のコンセットを抜きました。
今までは、帰る前から部屋を暖めておこうと、タイマーを入れておきましたが(3月までの話)、それもやめました。
テレビも画面調整で暗くしましたし、主電源も切りました。
我が家はもともと照明はあまり多くつけないのですが、より一層意識してなるべく一部屋にいるようにしました。
そうした努力で想像よりも節電は出来るものなのだと実感もしました。


しかし、宿ではどうなのでしょう?

もちろん、お客様のいらっしゃらない時間帯の消灯。
お客様が入らないお部屋などは、冷蔵庫のコンセントやウォシュレットの電源を抜いています。

しかし、お客様がいらっしゃる時間も結構無駄はあります。

未曾有の事態だけに、今はサービス業であっても、今までと同じではないほうがいいと感じます。


家で節電しているから、外へ来たら気にしたくないという方がいらっしゃるかも知れませんが、そんなことを言っている場合ではなさそうです。
同じサービス業の百貨店なども、トイレの暖房便座は切ってありましたし、出来る範囲の照明は消してあって、いつもよりかなり暗い印象にはなっています。
それにより商品が綺麗に見えない、という声もありますが、実際私はそのようには思いません。


今までが過剰に明るかった。

なんでも便利になりすぎていたのではないでしょうか?

確かにトイレのウォシュレットは、大事だとよくお客様に言われますが、こんなに普及しているのは日本だけです。
ウォシュレットがなくても用は足せますし、絶対なくてはならないものだとは、私は思いません。


昔はご飯も電気釜では炊かなかったものです。

実は私の実家は今でもガスで炊いています。
保温が出来ないところが不便ですが、電気釜より数倍美味しく炊けます。


携帯電話は、今は小学生でも持っている時代ですが、本当に小学生も必要なのか、2台持っている人は本当に2台必要なのか?

我が家では、息子たち全員高校卒業するまで持たせませんでした。
クラスでそれぞれの息子たち一人だけ持っていない状態だったそうです。
子供たちにとっては、すごく不満だったようですが、
私達親としては、それはいまでも良いことだったと思っています。

今の時代、中学や高校でも、授業が携帯メールを使って行われていたり、電話連絡が先生から直接子供達の携帯に流れたりする。
便利ではありますが、仕事するような年齢になるまでは、絶対必要だとは私にはやはり思えません。

日本にこのような危機が訪れたのも、神様が今のように便利な生活に慣れすぎた日本人を戒める意味もあったのではないかとさえ思えてくる。


いつも家族の絆を忘れていた人たちに、
いまさらのように家族の大切さを実感させる。

色々な場面で、私達日本人は反省しなければならないのではと考えます。

これから段々暑くなってくると、節電は大きな問題となる。
それだけにお客様商売であろうと、やはりなるべく節電に御協力頂く。
そうした姿勢は必要だと感じます。


普段ならつけておくパブリックトイレの電気を消灯、その他パブリックの電灯も極力控えめにするべきでしょう。
売店の早めの点灯や、早くからのエアコンスイッチを入れるのも考えもの。

だからといって、宿に来てまで暑い中ではたまらない。


何が出来て、何が出来ないのか。
熟慮する必要がありますね。

東京都内のJR・私鉄の消灯は、評判は良いそうです。
私も、最初は暗いと思いましたが、慣れるとそのほうがいいと思えます。

今までが過剰だったと思えます。

昼間は電車内も特に電灯をつける必要もないし、ホームも同じです。
例年ですと、少し暑くなるとすぐに冷房が入りますが、寒いくらいの時もあるので、なるべく控えめにして欲しいと思います。
駅の売店などもかなり縮小して、小さい売店は閉まっていました。

働く人間もカットされる。日本経済は今本当に正念場です。

一般の家庭に不公平に計画停電を促すよりも、もっと良い方法はありそうに思います。
なんでも平等というのもなかなか難しいですが、こんな事態になってみて、今まで日本ほど明るい国はなかったように思います。

電気の使いすぎは、自然のためにも良くないに違い有りません。


便利に慣れすぎてしまうこと、それも恐ろしいですね。

紋屋は確かに大変では有りますが、手作業でお食事を運んでいるので、停電になってもいつもエレベーターで運んでいるところほど困りません。
もともとエレベーターがないので、お客さまが閉じ込められることもない。
不便は良い場合もあるのですね。


海外では、もともと日本のようにきらびやかな電気を使わない。
日本も学ぶべきでしょう。

施設が古いので、電気ポットも使えないため、いまはかえって良かったという思いです。

震災はないに越したことはない。

でも地震国である以上、いつも今回のことは記憶にとどめておくべきでしょうね。

便利で贅沢過ぎた日本。

サービスの現場でも、いまさらのように昔に返り、昔の良さに親しむのも粋だと感じます。
明かりがないから、商品が綺麗に見えないと言っているかたは、是非、ろうそくの明かりの中でこそ素敵に見えるものを見つけて欲しい

電灯の暗い夜空は素晴らしい星空が望みやすい。
田舎に来たら、もし晴れていたら是非夜空を眺めてください。
外へ行ったら、潮の香りと波の音に耳を傾けて、
吹く風に身をゆだねてみてください。

宿に来てまでいつも観るテレビを付けないで、たまには早く寝て早起きして、海から上がる日の出を見に行くのもいいですね。


不便のなかにも、
きっと「小さい素敵」が見つかりますよ。




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◆素顔の女将◆

震災の影響でず~~~っと暇だったが、さすがにGWは満室の日が多くてんやわんや。
そんな時の家内は、いきいきしているように見える。
ただ、あまり無理をすると足の具合が悪くなるから注意しようね。

(by aruji)

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