ふれあいを求めて
私はこのメールマガジンを通じて、自分の心のうちをさらけ出しています。もともと心にも無いことを言ったり、自分の気持ちを偽るのが大変苦手で、馬鹿正直な人間なのです。人を褒める時も決してお世辞は言わないことにしています。自分にとって必ず良いと思える所を探し、心からたたえるのです。そうでないと、返って相手は嫌な気持ちになることでしょう。褒める時は心の底からきちんと褒める、私にとっての原則です。
また、私は日本人独特の自分の家族を他人の前では褒めないと言う、謙遜の精神が余り好きではありません。自分自身の自慢話は、人が聞いていて良い気持ちはしないものですが、何故自分の家族の事まで謙遜しなくてはいけないのでしょうか?少なくとも家族のことを自慢するのではなく、第3者として心からの評価を与えるのは、その内容が誉めることであっても私は良いと考えています。
そして、私は自分自身のことも出来る範囲で隠さないことにしています。このメールマガジンにおいても、バツイチ同士の再婚であることも包み隠さずお話させて頂いていますが、そのことで(変わった人だ)と思われるようです。まして2度目の結婚で、恋愛の末と言う訳でもないのにこんなに辺鄙な環境へやってきて、しかも苦労するに決まっている職業についている。確かに変わっているかもしれませんね。よくお客様からも物好きな人だと言われています。自分のことは余り言わない方が良いのでは....。というご意見も頂いたことがございます。しかし誰に対しても自分の方から心を開く、それが私のスタイルではあります。
最近、若者達は自分の悩みを友達に相談出来ないそうです。暗い人だと思われたくないと考えるのだそうです。家族関係も昔に比べると希薄になってきていますので、人間誰と悩みや苦しみを話し分かち合うのでしょうか?もちろんいくら人に話しても、結局は自分が決断を下さなくてはなりません。自分の人生は自らが築くものです。人間結婚しても一人は一人、家族はいても本来孤独ではあります。そうした環境の中で人と人とが心の触れあえる場を作りたい、それが私の接客業に携わる上での大きな希望です。
私が紋屋の女将として表に出るようになって、目に見えて再度来館のお客様が増えてきています。主(あるじ)と私が様々な創意工夫を加えていることへの評価を頂いて、大変有難い事です。しかし本当の顧客様は、単にアロマがあるとか、一面ガラスの部屋が好き、貸切風呂が気に入って....、というものではなく、紋屋の温かい雰囲気が好きだとおっしゃって下さっています。人間が好きで人に尽くすこと喜んで頂くことが、この上ない幸せだと感じている人達についてくれているお客様です。
例え今回のご宿泊で少しばかり気になることがあったとしても、それを紋屋の為に申告して下さり、又必ずお越しくださる方々です。2度目よりは3度目、3度目よりは4度目の方が双方で心のぬくもりを感じ合える。お迎えする側と顧客様というだけでない、それ以上の感情で結び付いているお客様たちです。
初めは分からなかったその方々が抱えている苦悩やさびしさ、そうしたものまでを少しづつ分かち合う、そんなに深く話さなくても気付き合う、そんな間柄に育ちつつあると思います。ふれあいは、ふれ愛なのだそうです。私の心の傷をさらけ出せばさらけ出すほど、顧客様との距離が縮まっていきます。それだけ今の世の中心がすさむような冷たい風が吹いているのでしょう。もちろん心を開きたくない方に無理に開いていただこうなんて考えもしません。私が差し向ける笑顔に、皆様が自然に応えてくださっているだけです。
先日ある顧客様からご自分についての告白をメールで頂きました。内容は非常に辛いはずのものでした。そのことを私にお教え下さるそのお客様が、今まで以上に何倍も大切になりました。本来なら人に教えたくない秘密を打ち明けていただけた。私を信頼して下さったからこそ、心を開いてくださったからこそお教え下さったのです。自分を正直にこのメールマガジンで語っていることに共感して下さっていたのだとなんとも言えない気持ちで一杯になりました。
私は心を開き合えるお客様のためにこれからも一生懸命尽くそうと思います。だからこそ接客業は素晴らしい!そう思います。旅は、場所が通常と変わるだけで気分転換になり、美しい自然や美味しい食事、また気持ちのいい接待は心を休めるのに適していますね。それだけにお迎えする私達は息が抜けませんが人の気持ちを察する能力、人にやさしい気持ちを忘れずに努力していきたいと思います。生きている時はぬくもりがあります。手をさしのべてふれれば温かいものが伝わります。お母さんが子供を抱くように、夫婦が愛を確かめ合うよう、みなさんも旅に出て疲れた体と心を休め憩いませんか?◇久々に主の正体◇
午後から出勤の日、私より後に起きてきた主人が私の側へやって来た。お早ようございますと言うのかとそちらを向くと、「オナラしちゃいました」とニッコリ笑う。普段はすましていてインテリ風ですが、時々「おおっ!」と思う事を言ってしまう主です。(by yoko)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・◆素顔の女将◆
家内がお客様のお部屋へ挨拶に行くのは、仕事としてではなく、本当に好きでやっている。いろいろなお話しが伺えるのが楽しいそうで、それを帰ってから自宅で聞く私も楽しい♪~。まぁ、いつもいつも良い話とは限らないが....。(by aruji)●おまけの息子●
息子とオリンピックのフィギュアスケートをテレビで見た。3回転ジャンプや高速スピンをする選手を見ながら、乗り物酔いする息子がつぶやく。
「酔い止めの薬、飲んでるのかなぁ~」(by aruji)

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