番組協力
この頃、各種のテレビ番組からいろいろなお声が掛かってきます。以前から、メルマガを見ましたと番組のリサーチ会社より取材の申し込みを戴き、ある意味では非常にありがたいと思っています。
前にもテレビ東京系の「いい旅夢気分」には出演させていただきましたが、それ以降の出演依頼は旅番組ではなく、私個人にスポットを当てたものが多かったと思います。再婚同士のご夫婦にお話を伺いたいとお話があった時も、これから再婚しようとする方々への応援歌になったらと思っていたのに、プライベートな事に対するしつこい取材にすっかり閉口してしまい、お断りしてしまいました。今回、珍しく私の好奇心をくすぐる内容の番組からお声がかかり、撮影に協力させていただきました。その番組は、衛星放送なので私は観られないのが大変残念です。番組名は、「頭脳バトルBRAINMAX」というクイズ番組です。(11月9日放送済み)制作作家の方が非常に熱心で、私のメルマガの世界にのめりこんでいるとおっしゃってくださいました。内容を聞いたら楽しそうだったので、紋屋の宣伝にはならないけれど、たまにはと思い、軽い気持ちで承諾しました。
房総は紅葉が無く、今はオフシーズンなので時々全館休業日があります。そのほうが撮影をやりやすいということで、10月の休館日に撮影しました。(1日に台風がきたので、本来はまだそれどころではなかったのですが、台風前に決まっていたのでご協力しました。)
内容は、作家の方が作ったストーリーで進みます。問題が4問出て、俳優さんが私の役や客室係になってドラマ仕立てで撮影されていきます。こうした形式の番組はよくあり、現場を知らないで観ていましたが、一つ一つのシーンを撮るのはものすごく時間がかかり、これがクイズでなくて本当のドラマだったらどんなにか大変だろうと思いました。
朝10時頃、撮影隊の皆さんが到着しました。エキストラの方々、撮影陣を含めて総勢20名。着替えてお昼くらいから始まりました。テレビ局側も、旅館のシステムが分らないこともあり、何事が進むにも時間が掛かりました。
前日に、皆さんがお昼と夕食を食べることになったので、人の手配も大変。休館日でお休みのつもりだった人も、結果的に殆ど一日仕事になりました。紋屋の客室係りも3人お出迎えのシーンで出演したのですが、「いらっしゃいませ」と礼をするシーンで、「目が本気で笑ってない。顔が怖い。」などと注意を受け、「だって本当のお客様じゃぁないんですもの」と言いながら、ふくれていました(笑)そのシーンでかなりの時間を消費し、はじめの頃の打ち合わせでは、お昼過ぎには帰ってよかったはずでしたが、お借りしている着物姿のまま撮影隊の方々のご昼食の用意をすることになりました。最初は着物を着せてもらってはしゃいでいた若い客室係は、「早く脱ぎたい」とべそをかき、その姿は七五三の子供のようでした。
私は所々で出演しますが、一番のメインは正解を述べるシーンです。この番組はフィクションなので、実際の紋屋では行われていないことがなされたり、温泉ではないのにその出題があったりします。紋屋のボイラーの一人も、アシスタントディレクターに「キャラクターとしてはピッタリなんですけど」と懇願され、「和の鉄人・道場六三郎さんのようなイメージで」と言われて、急遽、板長の役になって出演することになりました。「そう言われれば悪い気はしないですよね」と陰で客室係りは笑っていましたが、その姿は本当に実際の板長よりも似合っていました。さすがはADさん!
夕食の人数も変動的で急遽増えたりして、板場さんも大変でした。私のメインの撮影も夜11時を過ぎても音沙汰ないので、夜遅く帰ってきた社長から頼んでもらって、やっと11時半頃始まりました。私が出たのは花活けのシーンと、料理に注文をつけるシーン、お辞儀して迎えるシーン、そして正解を述べるシーンです。年配の客室係り役のエキストラはかなり場慣れしていて、悪く言えばちょっと怖そうな(?)人でした。私に料理の注文をつけられるシーンで、ディレクターから「もっと立場的に『すみません』って気持ちを表すように」と言われた時は愉快でした。
エキストラの皆さんも終電までに帰らなくてはならなくて、仕事とはいえ大変だなぁと思いました。子供さんのエキストラだけはなるべく早くお返しし、アイスクリームを差し入れました。お客様役のエキストラの男性は、比較的体格が良い方でしたが、Yシャツを用意するのを忘れた事を番組スタッフが気付いた時はかなり遅い時間で、白浜の商店は皆早く閉まってしまいましたし、紋屋で体格が良い男性は出かけていていませんでした。館山まで買いに行ったら1時間はかかってしまいます。それはどうしたのでしょう?心配ですね。
社長はその日は出張でしたし、私は一日中殆ど一人で電話番などをこなします。面接に来る人もいましたし、私は事務所で昼食を摂りました。結局は、事務所も含めて人数が必要になり、お客様はいないのに撮影で何度もお風呂に入るためボイラーさんも大忙し。撮影隊が帰ったのが夜中の12時半頃。一日中電灯も煌々と灯り、「多少の謝礼を戴けば良かったかもしれないね」と、社長と顔を見合わせました。テレビ局の制作スタッフは、みなさん良い方でした。一生懸命でしたし、余り派手な感じではなく爽やかでした。制作経費がぎりぎりなので、特別価格でのご案内でも足りないということで宿泊出来ず、撮影終了後お帰りになったのでお疲れになっただろうと思います。
私達も大変ではありましたが、なかなか出来る体験ではないので、それなりに楽しい思い出になりました。もともと美形でないので、テレビ写りは期待できそうもありません。後で送ってくださるビデオを観るのが怖い気持ちです。
日頃、メディアのあり方にも良い感情を持っていなかったのですが、一概に決め付けてはいけないとこの頃考え直しました。先日お越しくださったディレクターさんも、大変真摯なこころざしを持っていらっしゃる方でした。「美人女将の宿」のディレクターさんです。どうも自分に自信が無いのと、美人という響きが自分に似合わないこと、プライバシーを侵害されたくないことなどでお断りしてしまいました。しかし、どの方も一生懸命番組を作っていらっしゃる。私の仕事に対する気持ちと同じように熱意を持っていらっしゃること、よく理解出来ました。
メディアの皆様も責任のある立場ですし、批判も受けやすい難しいお仕事だと思います。是非素晴らしい番組を作ってくださいね、応援しています。・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
◆素顔の女将◆
木更津の山の中にある某有名ホテルで会議があった。終了後、5,6人でコーヒーハウスへ行き、全員でケーキセットを頼んだ。一人一人違う飲み物とケーキを選んだので全部覚えきれたか心配したが、見事に全員の注文を覚えていて配られた。その話を家内にし「さすがにホテル○○だねぇ」と言うと、「皆さんが一人一人特徴のある顔だったんでしょう」......ガックリさせる家内である。(by aruji)●おまけの息子●
青春のシンボル、ニキビが満開の息子の顔を見て、
  aruji:「汚ねぇ顔だな~」
  息 子:「いや、僕なんか良い方だよ。
       マシンガンで撃たれたような顔の奴もいるんだから」
ど、どんな顔だろう(^^;) (by aruji)

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